クメール語、「はじめまして」の方へ

はじめに。

チョムリアップスーオ。ゆいです。

クメール語を勉強し始めて4年経ちます。
学校などでは習っていないので、独学です。
(発音はカンボジアの友だちに教えてもらいました。)
今では会話と読み書きが(ある程度)できます。

クメール語教えてほしいという方から連絡を頂くと、飛び上がるほどうれしいです。

日本にいても、時間がなくても、ちょっとでも勉強したい!という方が増えてきていると感じています。
すろらんにゅカンボジア(すろらんにゅ:ស្រឡាញ់;意味「愛する、大好き」など)な私なので、カンボジアに興味を持っていただけると小躍りしてしまいます。

そこで、ここでは語学学校には諸事情あって行けないけれど、クメール語を習得したいという方の為に

【クメール語習得において大切なポイント】

3つご紹介させていただきます。


1、語学ってツールです。


どんな外国語でもそうですが、習得の初期は文字から勉強していくと思います。
ただクメール語の場合は、会話からはじめたほうが早いです。
なぜなら、クメール語は文字が難しいから。

クメール語は子音と母音を組み合わせて作られています。
子音は全部で 個、母音は 個あります。
この他に独立母音と記号があるので、まず覚えないといけないことが多いです。

クメール文字を「ミミズみたい」っておっしゃる方もいます。
似ている形も多いです。
その上、フォントによって全く違う字に見えます。(これには今も苦戦させられています。)

あと、なにより子音の発音が難しい。
同じに聞こえてしまうんです。
発声の仕方が違うので、仕方ないです。

で、タイトルに戻ります。

言語はツール。
コミュニケーションツール。
会話が出来たら、まずは充分。
なので、思い切って文字の学習は後回しにしてみてください。
単語を覚えて会話することに重点をおいて。

この方法だと、(カンボジア在住なら)数ヶ月で日常生活の場面で問題なく会話できるようになります。

私も文字は後から覚えました。
カタカナで覚えていく方が、圧倒的に早く習得できますよ。
自分ルールで、自分が聞こえた音を書いてみてください。


2、成功は失敗のもと

間違えるのはこわいですよね。
わかります。
カンボジア人、発音の間違いはすぐに指摘してきますし。(ありがたいことです。)

でも間違えていいし、気にしなくていいんです。
私はカンボジアの友人たちから、それを教わりました。
彼らは外国語を話すとき恐れない人が多いようにみえます。(恥ずかしがり屋もいますが。)

何度も間違えれば、できるようになります。
時間はかかっても諦めなければ大丈夫です。
最初から完璧にはできません。
何度も練習が必要です。

カンボジア在住の方なら友人や近所の人をつかまえて、
日本にいる方ならカンボジア人コミュニティを見つけて、
どんどん話したら上達は早いです。




3、すろらんにゅ


カンボジア人をすろらんにゅしてみてください。

全員を好きになるという意味ではありません。
恋人を作るという意味でもありません。(たぶん?)

リスペクトに近いかもしれません。

サイトのタイトルにもなっている

「すろらんにゅ」


カンボジアが好きだから。
カンボジアの誰かと話したいから。
伝えたいことがあるから。

クメール語を覚えたい理由は人それぞれだと思います。
でも、誰であれ好きなことを突き詰めていけば、できるようになると私は感じています。



初めてでも、独学でも大丈夫です。
一緒にがんばれたらうれしいです。